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「子育てに良い家=リビングから上がる階段」の落とし穴

家づくりの情報を探しにモデルハウスに行くと、だいたいどの住宅メーカーでもリビングから上がる階段があります。そして「子どもが小学校から帰ってきたときにちゃんとただいまと家族に挨拶をする習慣がつく、子育てを考えたらリビングから上がる階段じゃないと」と説明をされるかたが多いそうです。

確かにリビングから上がる階段は、帰宅して子ども部屋に向かう時に必ず親のいるリビングを通るため子どもの様子がわかるだけではなく、友達が遊びに来た時に誰が来ているかわかる安心できる間取りかもしれません。


しかし、子どもが中学生・高校生になり、友達を連れてくるようになった時のことを想像してみてください。せっかくの休日、ゆっくり起きてのんびり寝起きパジャマのままリビングでテレビを見ているところに、成長した子どもの友達が「お邪魔します!」と入ってくるようなことが起きるのです。


こんな状況を「ちょっと嫌だなぁ」と思われたかたは、階段の使い方を考えてみてはいかがでしょうか。「でもどう考えたらいいの?」という方のために、黒田工務所ではお客さまに合わせて様々な解決方法をご提案しています。


今回は実際の事例を2つほどご紹介します。


1つ目はリビングのすぐ外側に階段を付け、リビングとの間にガラス付きの扉を設置する方法です。普段は扉を開けておけますし、休日に誰かが来ても直接リビングが丸見えになることはありませんが、人が上がっていくのはわかるような階段です。


2つ目の事例は階段に行くまでの動線をリビングの他にもう一つ用意しておくような間取りです。玄関のシューズクローゼットなどの収納スペースに隠し通路のように階段への入り口を付けたケースもあります。


長く住む家だからこそ、今の生活だけではなく、将来の生活も想像することが間取りで後悔しないコツです。いろいろな事例やアイデアを参考にぜひ一緒に考えましょう。


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