アフターサービス
最後にアフターサービスについてです。
せっかく建てた家に永く快適に住むには、定期的なメンテナンスは必須です。 アフターメンテナンスを軽んじる建築会社には、決して家の建設を依頼してはいけません。
何故ならば、最初は小さな破損でも、数年経つと大きな問題になることがあるからです。
大切な自宅に長く快適に住むためには、アフターはすごく大切なのです。
アフターメンテナンスについては、大手住宅メーカーは圧倒的に優れたシステムを持っています。 各社とも点検とアフターメンテナンス専門の子会社を持ち、第三者による定期点検とアフターメンテナンスを実施しています。 これによって、高額な住宅メーカーの家を末永く快適に保ち続けることが出来るのです。
また、『認定長期優良住宅制度』を利用すると、様々な優遇制度と抱き合わせで、家を長持ちさせるための『維持保全計画』の実施が必要になります。 維持保全計画では家の定期点検は必須です。 そう考えると大手住宅メーカーに家の建設を依頼するのは安心だと思います。
しかし、中には第三者点検をきちんと実施している中小の建設会社もあります。 そういう会社であればたとえ中小企業であっても、安心して家の建設を依頼できるといえるでしょう。第三者に点検してもらうには、物件にそれなりの自信が無いと依頼出来ませんから。
また、履歴の管理も大切です。
住宅は「いつ、何が、どうなって、どうしたか」を記録する必要があります。
大手は当然として、中小の建設会社でもきちんとしたシステムを使っているところがあります。
災害時などのケースを考えれば、その会社が履歴をパソコン本体のハードディスクの中で管理しているのではなく、クラウドシステムを使用している方が、安心度が増すでしょう。
色々と勝手にお話ししてきましたが、このように家づくりには様々な要因があって、それぞれ建設会社によって対応できるところと出来ないところがあるのです。
どこに家の建設を依頼するのか。
それは、あなたの重視することを大切に考えてくれて、また、あなたの希望を叶えてくれる会社でしょう。
そうやって、家の建設を依頼する先を選べれば、きっとあなたの家づくりも成功するでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。
こっそり教えますシリーズは今回で最後となります。
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