黒田工務所では「相見積もりを取って、その内容で決めます」というお客さまに対し、正直に「黒田工務所は相見積もりはおすすめしません」とお話しています。
”予算の金額の中でお客さまにとって、心地よいくらしができるベストなプランを一緒に考えていきましょう” これが私たちの姿勢です。
相見積もりを欲しいというお客さまは「なるべくお金をかけずに、失敗したくない」という気持ちを持たれているかたが多くいらっしゃいます。なので、そんなお客さまには「どうしたら失敗しないのか」という考え方をお伝えします。
もちろんポイントは色々あります。今回はそのうちの1つをご紹介します。
30代のお客さまであれば、その家に何年住みたいですか?と考えてみてください。
一生住み続けるなら何年必要でしょうか?
例えば50年として想像してみましょう。
一般的に木造住宅の寿命は30年と言われています。
しかしこれは作り方によってかなり変わってきます。
50年住みたいと思う人が、寿命30年の作り方の家に住んだらどうでしょうか?
修繕費は?そして寒い山形ですから省エネ性能から変わってくる光熱費の違い。
一生にかかる暮らすための長期的な資金を考えると、”最初のお見積もりの値段じゃない”でしょう?そう思うのです。
ですから、50年住みたいというかたは「50年住みたい家が欲しい」ということを話してください。そうしてご自身が欲しいと思っている家と合っている性能の家を建てないと、必ず後悔をします。
相見積もりを依頼されるかたはだいたい「予算+間取り+今見えている希望」の視点がほとんどです。そこに新しい長期的な資金の視点が加わると新しい視点からの住宅会社の比較ができます。
その他にも後悔しない家を建てるためのポイントを無料のワークショップではたくさんご案内します。そのワークショップを受けてから、いろんな住宅会社に行ってみていただいてもぜんぜん構いません。いろんな視点を持って住宅会社を比べることができますよ。
そのあとは、私たちの心地よいくらしの考え方と共感していただけて、次、話を聞いてみたいというかたはご連絡をいただけたらと思っています。
