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使いやすいだけじゃない。“隠れ家っぽい”ダイニングで家づくりにおもしろさをプラス



「ダイニング」を考えるときには、配膳時の使い勝手の良さ、掃除動線の良さなどを想像される方が多いです。今回はそれよりも“素敵な雰囲気”と“落ち着ける場所”を優先して考えてみたのが、こちらのダイニング。


「ヌック」という言葉を知っていますか?「こぢんまりとした居心地の良い空間」のことです。

日本ではあまり馴染みのない言葉かもしれません。

本を読んだり、パソコン作業をしたり、まったりコーヒーを飲んだり・・・

階段下に隠れ家のようなヌック、窓辺にベンチをつくってヌック、リビングに本を読むためのヌックなど、いろいろな考えがあります。その考え方を参考にして、ご家族と一緒にイメージを膨らませて設計したのが今回の「ダイニングヌック」です。


壁紙も落ち着いた色を選び、ベンチもテーブルも床と調和をもたせるために、フローリングと同じオーク材を使用。ペンダント照明はご家族が選んだお気に入りのもの。テーブル脚は「できる限り存在感がなくなるように」のイメージです。仕上がったダイニングヌックをご覧になって「すごく素敵なおしゃれな空間になって大満足です」と大変喜ばれていました。



日々の作業感のある生活スタイルだけで考えるならば、イスはひけないですし、子どもが何かをこぼして汚されたら掃除もしにくいとは思います。ですが、開放的なリビングと対象的な“おこもりダイニング”があることで、日常とはかけ離れた空間も楽しめます。システム的な機能性が高い動線だけが心地良い家とは限りません。

日々暮らしていく中で、楽しさやワクワク感を感じられる場所をつくるのは、とても大事なことではないでしょうか。


注文住宅ならではの遊び心が感じられる家になっていると思います。









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