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リビングの場所に決まりはない。眺望優先の間取りを考える。

  • 執筆者の写真: イノス山形支部事務局
    イノス山形支部事務局
  • 2023年12月22日
  • 読了時間: 2分

更新日:2023年12月26日

基本の間取りとして、1階にリビング、ダイニング、キッチン、お風呂、トイレがあり、2階に寝室、子ども部屋など、とイメージされる方が多いと思います。

しかし、その“基本”とされる間取りは必ずしも守る必要はありません。ご家族の生活スタイルに合わせて、自由に構成していただいていいんです。今回紹介する2つの事例は、どちらもリビングを自由に設計した住宅です。


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ひとつは、施工主から「リビングは30畳欲しい」というご希望があり、1階はLDKと玄関、トイレのみにしました。浴室、寝室、子ども部屋、ウォークインクローゼットもすべて2階です。玄関も最小限にして、土間をオープンすればリビングと繋げることもできます。吹き抜けのリクエストもあったので、回り階段をつけてリビングから2階に上がる間取りにしました。

南側の眺望が開けているので、1階と2階を繋ぐように大きな窓を設置。カーテンは特注になりますが、眺望を優先しました。


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もうひとつは、2階をLDKにした住宅です。こちらも眺望が抜群で、遠くの山々まで見渡せる場所。その景色を眺めながら、ゆっくりコーヒーを飲みたいというご希望だったので、思い切ってLDKを2階にしました。パノラマの窓にし、その前にカウンターも設置しています。冬は雪景色、春は桜を眺めながら団らんができる最高のリビングです。


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寝室は1階にしましたが、子ども部屋は2階に。子どもたちにはリビングではなく、子ども部屋で遊んでもらい、散らかってもリビングだけは整頓された状態を保てるようにしています。自分の部屋にいる時間が長くなる年齢になってもリビングが2階なので、家族と顔を合わせることも多いと思います。


住宅展示場や建て売り住宅では基本の間取りが当てはめられていますが、せっかく注文住宅にするのであれば、その考えは一度すべて取っ払いましょう。私たちはご家族の意向を優先した間取りを提案したいと思っているので、自由に住みたい家を考えて欲しいです。


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